はじめてのピアノ発表会|ドキドキの舞台で見えた、子どもたちの成長
「人前で発表することができるのか、不安です。」
発表会を前に、ある保護者の方からこんな言葉をいただきました。
ピアノを始めてまだ数か月。
普段のレッスンでは弾けるようになってきたけれど、いつもと違う場所で、たくさんの人の前に立って演奏することが本当にできるのだろうか。
私自身も、そのお気持ちはよく分かります。
そして迎えた発表会当日。

舞台の上に立った子どもたちは、私たちの想像以上に立派に演奏してくれました!!
子どもの初心者から大人まで参加
今回の発表会に参加したのは、ピアノを始めてまだ3か月から1年半ほどの年中さんから小学生まで。
そして、大人の生徒さんご夫婦にも参加していただきました。
ピアノを始めた時期も、年齢も、これまでの経験もみんな違います。

だからこそ、今回の発表会では「全員が同じように上手に弾くこと」ではなく、それぞれの生徒さんが、それぞれの目標に向かって舞台に立つことを大切にしました。
中でも印象が残っているエピソードを、いくつかご紹介させていただきますね。
「人前で弾けるかな…」
発表会前には「うちの子、人前で弾くことができるのかな」と心配されていたご家族。
普段の練習はもちろんのこと、レッスンでも、30秒全力疾走した直後に心臓バクバクで弾く練習をしたり(笑)、舞台をイメージした通し練習を毎回取り入れました。
そして、迎えた本番では堂々と舞台に立ち、最後までしっかりと演奏することができました。

発表会後、ご本人に「来年の発表会はどうする?」と聞いてみると……
「出るに決まってるじゃん!!」
と、なんとも頼もしい返事が返ってきました。
その自信満々な表情に、私は思わず笑ってしまいました♪
「この数か月で、こんなに気持ちが変わったんだ」と、この生徒さんに大きな成長を感じました。
一人ひとり、得意なことも、時間のかかることも違う。
もちろん、すべての子が同じペースで進むわけではありません。
レッスンの中でできるようになるまでに、少し時間が必要なこともあります。
それでも、日々のレッスンで積み重ねてきたことを、その子に今できる最高の形で舞台で発表することができました。

そして発表会を終えたお母さまからは、
「来年は、曲を弾けるようになるかしら?」
という、次の目標についてのお話もありました。
発表会での成長過程を見て、「次はこれができるかも」と思えるようになったこと。
それもまた、発表会がもたらしてくれた大切な一歩だと感じています。
言葉にしたことは叶う
「いつかこの曲を弾けるようになりたいと、ずっと思っています。でも、“いつか”でいいんです。」
今年の初め、ご入会時にそんなふうにお話しされていた大人の生徒さん。
市販の楽譜では、どうしてもイメージしていた音楽としっくりこず、実現できずにいたそうです。
「やりたい曲があるなら、一緒に弾けるようになりましょう!」
そこで、演奏したいイメージに合わせて楽譜をアレンジし直し、少しずつ練習を重ねていきました。
そして迎えた発表会。

ご主人と一緒にアンサンブルで、しかも暗譜で演奏されました。
「いつか弾けたらいいな」と思っていた曲が、本当に舞台の上で音楽になった瞬間です。
発表会の後、こんなメッセージをいただきました。

先生が以前、「言葉にしたことは叶うんです」とおっしゃっていたことがずっと心に残っています。
何年も「やってみたい」で終わらせていた思いを実現させてくださり、心から感謝しています。

これからもどんどん挑戦していってください!
発表会を終えて…
発表会を終えて、改めて思ったことがあります。
発表会は、ピアノが上手な子が演奏を披露するためだけの場所ではありません。
初めて人前に立ってみる。
「いつか弾きたい」と思っていた曲に挑戦してみる。
今できることを、精一杯舞台で表現してみる。
そして、「次はこんなことをやってみたい」と思う。
その一つひとつが、子どもにとっても大人にとっても、大切な成長の瞬間なのだと思います。
これからもピアノを通して、「できた!」という喜びだけでなく、「やってみたい」と思う気持ちや、自分を信じる力も育てていけるレッスンをしていきたいと思います。
「ピアノを弾いてみたい」「発表会に挑戦してみたい」そんな気持ちが芽生えた方は、ぜひ一度レッスンに遊びに来てくださいね。

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